世界はいつだって少しずつ壊れていて、整っているものは少しずつ歪んでいる
- ★★★ Excellent!!!
何かが満たされたと思った時、そこには見えない歪みと軋みが潜んでいる。
それに気づく時、それは人を追いやり、あるいは背中を押す。
調和と違和の間で、欠けた心を持つ者はその先に進むことができる。
その先がいったいどのようなものであるにしろ、止まることなどできないのだから。
序盤で手を止めるのは勿体ないのでぜひ先まで読んで欲しい作品。