後書き

『Present for Past』

 ここで一区切り(もしかしたら完結)です。もともと10万字ぐらいまで書けたらいいな、ぐらいの感覚で書き始め、いつの間にか2ヶ月が経ち、そして1000PVを達成し、目標にしていた10万字に到達しました。

 きっと、読者の皆様がいなければ、ここまで書くことすらできなかったと思います。というか、絶対書けてないです。なので「ありがとう」ございます。


 第一章の前書きと重なりますが、『Present for Past』は事実を基に再構成したものです(途中に完全創作もありますが……)。慎一の旅路はきっと明るいものだけじゃないはずです。そこには苦痛や辛苦、時に絶望を伴うものになるかもしれません。

 でも、それは人生と共通していて、何物にも代えがたい大切な一瞬になると、信じています。


 そして何より、この作品で伝えたかったこと。過去は今の自分への贈り物。それを素直に受け取って、今の自分を見つめて、歩く。ときに止まること、後退することはあっても、過去の自分を必ず追い越せる。そう信じて、生きていくその糧にするための、ある人間の物語として、皆さんの心に刺さっててほしいなって思う限りです。


 改めて、ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました!Xの方ではたくさんの方に反応をいただけたり、こちらの小説家になろうのサイトにリアクションや、評価、ブックマークをしていただいたことが、この作品を描き上げる、私の”糧”になってました。その恩返しとして、この作品を読んでくださっている皆さんに捧げます。


 松下村塾







追記 新作について知りたい方は、松下村塾のXのフォローお忘れなく!









再追記 ここまで読んでくださる方がいるとはっ!!


ただの落書き?無駄書き?

いえいえ。何もないわけがないじゃないですか~






~~~~~~~~~~~~~~~





次回新作のタイトル、第一話の約300文字を公開!

タイトルは……




『妄想と演繹 ~私の推論によれば、この村は明日滅びます~』




~~~~~~~~~~~~~~~以下、本文約300文字


 誰かが俺を起こそうと体をゆする。起きるのもだるいし、いったん二度寝を……。

 彼は一瞬目を開くと、外にいるのを視認した。


「うわぁぁ~!!」


 なんと情けない声だろう。彼自身でもそう思うであろうほどの、裏返った甲高い声が不意に出る。硬いマットレスで寝ていたはずの彼は、いつの間にか固い地面に寝ていた。


「え……俺って、もしかして夢遊してた感じですか?」


「お前さんが誰かは知らんが、とにかく、そんな変なステータスの人間が、この村で寝ているとなれば、わしとて何もしないわけにはいかん。」


 変なステータス?ゲームの話か?

 目の前のご老人は、現代日本とは思えない、茶色いローブを着て、いかにも長老感がある。


「お前さん、妄想力が異常値とはまさか……兇人ではあるまいな?」


 は?


~~~~~~~~~~~~~~~



 かなり力を入れる新作……です。ぜひお楽しみに!

新作の情報はXの方で随時配信していきたいと思います!フォローお忘れなく~。

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Present for Past 松下村塾 @Sh0ka_s0n_juku

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