現れた子
その子は音もなく現れた。
全てが真っ白い。髪、肌、刀。
周囲と溶け合わない、浮いているかと思うほどの純白。
気がつくと、その子は俺と花の間にいた。
「あぶないよ。今から花を狩るから、離れてて」
瞬きをしたら、もうそこには花はなくて、代わりに俺の腕があった。
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