第8話 時雨まき遅れた恵み実を宿す(2025.10)
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梨割て二十世紀を懐かしむ
朝になく昼にもなくて夜に秋
雲遠くヨスガも遠く十五夜よ
燃え上がる夕日に染まる秋の空
夜永さに日記の代わりコークハイ
ポケットにどんぐりコマを忍ばせて
*-*-*-*-*-*
未練捨て秋の夜ごとに花失せぬ
夢残り枯れ色の夜いま包む
長き
世を忘れ
日常が
涙なくただ肘ついて
憎悪秘め
誰も見ぬ涙を隠し汗拭く
*-*-*-*-*-*
秋風や
夜市の
*-*-*-*-*-*
二度寝して
*-*-*-*-*-*
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