魔法少女になった夜、家族を失った。——願いはひとつ、取り戻すこと。

序盤を読ませていただきましたが、とっても読みやすいです
。千紗都とちはやの関係が丁寧に描かれていて、魔法少女になったことを言えないという秘密が物語の軸として機能しています。汐織の登場から説明パートへの流れも、千紗都の混乱に乗せて自然に世界観を開示できている。

日常回がよく効いています。カレー、お風呂、パジャマ——この温度があるからこそ、ちはやに秘密を抱える重さが伝わる。親友に含みを持たせるちはやの台詞も、後の展開を予感させて良い配置です。
透とおとはの登場で四人体制になる流れもテンポが良く、ちはやが目を覚ましたら千紗都がいないで引くのは、読者が一番見たくない場面を予告していて上手い。
続きも読ませていただきます。

その他のおすすめレビュー

青柳 玲夜さんの他のおすすめレビュー69