次元旅譚ロード第二章〜龍の世界編〜
@kandoukei
前回までのあらすじ(戦争の世界編)
新世界大戦によって、海や大地、文明が荒廃した戦争の世界で生まれた名もなき人型自動殺戮兵器は敵地にいるとある親子を殺そうとするも、心優しき兵士『アラウス・タケヤマ』に阻まれ、邂逅の末に心が芽生え始め、後に彼の親友『ロード』として生まれ変わる。
ロードはアラウスの所属する第一部隊との交流の末に自分にある戦争への疑念と殺戮兵器としての自分の恐ろしさを自覚し始め、ある事件をきっかけにアラウスと決別し、自身の生みの親である『ダム・ダーカー』の所に戻る。
しかし、ダムの野望は自国のクーデターを起こし、戦争の世界を征服することだった。
今までの
必死の戦いの最中、アラウスは死の間際まで貶められ、ロード自身も壊れようとしたその時、白雷がロードを貫き、新たな姿へと生まれ変わった。
ロードはダムを討つことに成功するが、親友となったアラウスの死を看取ることとなった。
親友の意思を胸にロードは戦争の世界を放浪し、旧日本領に住む戦争孤児たちと出会い、その一人である白髪と空眼の少女『いな』を娘にする。
いなとその家族である子供たちに本当の空を見せる為に、その最中でロードは人間の姿を得たり、かつての自分と同じ殺戮兵器である黒い戦士と戦ったりなど様々な出来事の末に戦争の世界を覆ったスモッグの空を晴らすことに成功し、星座が広がる夜空をいなたちと共に見る。
しかし、かつての敵国のミサイルでいなの家族は死に、彼女だけが生き残ってしまう。
敵国の兵士を殲滅したロードは遠因である自身を遠ざける為にいなと別れようとするも、突如として戦争の世界が崩壊し、彼女と共に次元の狭間を彷徨い、とある小さき世界に封印された謎の賢人『クリスト』と出会い、彼と共にその世界を脱出し、赤い荒野に辿り着いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます