魔法少女 美海美ちゃん的なアレ③
〜side
朝の出来事があってから不思議なくらいに私と
あのイジメの主犯格の子と取り巻きの子達は過度に恐れているのか、無視を決め込んでいるのか、不自然なくらいに接触がなかった。
それはそれで悲しいかもと思ったが、私と
そして、放課後、私と
私と
しかし、そこで
「いいですか、先生。
まずは、ここにいる
まずそれを先生は知らなかったとは言わせないですよ?先生は担任としてそれを黙認していた。違いますか?
で、先日、
えぇ、バケツから水を落としたんじゃなく、バケツごと落としたんです。
驚くのも無理はないです。私もその場に居合わせて思いました。『コイツら馬鹿じゃないか?』ってね。
水の塊が落ちてきても衝撃はあると思いますが、水で重量が増したバケツですよ?当たりどころが悪ければ
それを私がそんな大惨事から
そして、バケツを落とした集団を確認して、次の日に辞めるように交渉しに行ったのです。
ただでさえイジメなんて卑怯なことをネチネチと行う人たちですよ?どれだけの正論を並べたところで暖簾に腕押何ちゃら、人の話なんて聞きゃしないんですから、少しだけ脅しを兼ねて、彼女の机くんには犠牲になっていただきました。
しかし、驚いたのは連中は全くを持って微塵も反省をしていなかったって事です。
私が一緒にいる時には何もしないくせに、
しかし、私がもっと驚いたのは、
今までイジメにあっていた彼女が考え、思い、奮起した。
この素晴らしい行動を誰が否定できるというのでしょう!
彼女が成長する糧として机くんは犠牲になったのです!
重大な事故に発展したかもしれない今回一連の流れに終止符を打つ。
そのことに比べたら机くんの角の一つや二つ、安いものではないでしょうか?」
最後に
それでも反省文は書かされた。
それだけで済んで良かったのかな?
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