二一 ちゃん探索者デビュー的なアレ③
〜side ダンジョンセンター受付のお姉さん〜
あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!失敗したっっっ!!
まさか彼の大事な家族だったとはっ!!
私のその場の感情でキツイ言い方をしてしまい、彼の機嫌を損ねてしまったっ!
だって、私の大事な
ダメよ
もっとクールに、もっとエレガントに、
それで、成人になった
あー、結婚したい。
〜side
土曜、日曜と
ダンジョンは少し怖い雰囲気がだったけど、
初めて
なんだか、暗そうな奴だと思ったけど、両親を亡くした直後だってのに逆に明るく振る舞えるわけがない。
その時の私はそこまで気が回らずに、少し苦手な男の子って印象だった。
同じ学校に転入してきて、同じクラスになった。
周りと馴染めずに少し浮いた感じに思えたが、いつの間にか自然と溶け込んでいた。
自分から何かをするわけでもなかったが、自然と誰かを助けたり、アドバイスしたり、喧嘩が起これば仲裁に入り、いつの間にか仲良く遊んでた。
不思議な男の子って感じ。
中学に入っても
なんていうか、他の男子は馬鹿で頭の悪い事をやってはしゃいでいるのに、
そんな
隠れ厨二病って奴なのかな?
ある日、
お父さんは心配はするけど反対はしなかった。
私はそれを良いなって思った。私も探索者になって
なんだろう?
だから、私も探索者になって、土曜と日曜、学校の無い日は
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