報道で批判される側の視点を見てみよう──

滅多に描かれることのない,社会の耳目を引く問題が起きたときに叩かれる組織の一員の視点。
注目されることはほとんどなく,描くことも難しいため,貴重な作品だと思います。

批判する側は,ある意味無敵。(もちろん理由があって批判するはずなのでこちらを否定はしません)
そして,ただ打たれるしかない立場の者たちは粛々と業務を遂行していく。
これが結果的に得られた最適な構図なのか,それとも改善する余地があるのか。
いろいろなことを考えさせてくれる作品です。

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