はぁ、また父さんが何かしたんですか?

ライ・スシワシ KKG所属🐾

序文

憧れてた。物心つく頃から、ずっと父様――ガルバルト王国国王、ガリウス=ガルバルトに。まだ僕が生まれていない、乱世の世に父様は、最強の王様と恐れられ、憧れられていた。父様は冷静で静かな人だったらしい。


「それが…何でこんなことに…なったんだ!?」

「おう、マルクス。どうしたんだ?いや、マルクス=ガルバルト王よ」


「誰のせいでこんなことになったんだと思っているんですか!?僕が15歳になったら、急に王位を譲ったりして!こっちの方が!大変!何ですっ!!」

「それでもうまくやっているじゃないか?俺はもう国政などわからん!」


かつて戦乱をおさえ、一国王となった国王は、今は冒険者になっていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

はぁ、また父さんが何かしたんですか? ライ・スシワシ KKG所属🐾 @komen114

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ