あきらめて


あのこはろうかをあるいていた

そしてろうかのさきにある

まどべでそとをながめた


あのこはもともと

かねますさんのおへや!さがしてた

25にち、かねますさんがたいいんするときに

おてがみをわたすため!


あのこはそらをながめたり

じんこうてきにうえられた

おはなをながめたり


⚠︎⚠︎⚠︎


「!」


もふちゃんきけんかんじた


_____あのこのはいご。




あのこに、こいしただんせいがいた。


あのこはきづかない

ぼーっとおはなにむちゅう



そのだんせいは、

あきらめきれてないのだろうか。


あのこもようやくきがついたようで

きづかないふりをして

じしつへとむかった


ぼく


そのだんせいのきもちがわかる


ぼくがどれだけスキでも

あのこはこっちをむいてくれない


あのこのやじるしが

こっちむいたらいいのに

でもむかない。


21:00


あのこはねおちしてやっとおきた


ばしょはきょうゆうスペース。


あのこがねるまえのくすり!

のもうとあるいていたとき


むりやりあのこのしかいに

はいってきただんせい


⚠︎⚠︎⚠︎


「?!」


あのこはびっくりした



_____え何?


⚠︎⚠︎⚠︎


だんせいは


「_____いつもお世話になってます」


と、すっとんきょうなことをあのこにいった


「はい?」



そしてあのこがくすりをのみおわったとき


「あの_____」


⚠︎⚠︎⚠︎


スマホをもってあのこによった


あのこはムシしてつめしょににげた。



だんせいは


こいにおちたままだった_____



あのこにLINEでもきこうとしたんだろう



「無視しなかった方がよかったかな、

はっきりその時に言えばよかったかな」


_____にっこり満面の笑みで

“そういうの、迷惑です

金輪際やめてください”って



「わすれてねるかぴ。

いやでもまたあいにくる」


「あー確かに」


「もふ!」


みてみてびーむ!


「はーい!どうしたのもふちゃん」




「ーーはそのだんせいぜーったいみちゃ

ダメ!いい?」


「ーーはもふちゃんのことみてて?」


「ヤ!たらヤ!!!」


べしべしとふとんをたたいた。



「もふちゃんやきもちやいてるー」


と、かぴちゃん


「もふちゃん大丈夫だよ。

私あの人嫌いだから。前にも“私に関わらなくて大丈夫ですから”って言ったのに……」


ぜんぜんだいじょばない。


「あーあ、梶くんや佐孤くんみたいな人が

求愛してくれたらなー♡」


ぜんぜんだいじょばない。


あのこがいう、かじくんや、さこくんは

あのこがすきなアニメのキャラクター


「ま、精神科病棟にいない人が好きだし

あきらめー。テンションさげぽよ〜」


「ぽよぽよ〜」


と、まねっこかぴちゃん


「ま、一度キツく言わないと

分からないようだね」


「ウン!!!!!!!」


はげしくきょうかん!


「もふちゃん、」


あのこが“もう、”みたいなかおをした。


「ヤーーーーー!」


「やせいにかえったかぴか?」


「おもしろ」


「ぼくの!ーーはぼくの!」


「もふちゃんのやきもちあちち!」


「あちちー!」


「ーーとられたくない」


ポロリ


ポロリ


またポロリ


「もふちゃん!大丈夫大丈夫!

あんなやつに“こころ”盗られてたまるか!


もふちゃんも知ってるよね?

私の“許せない事”」


「_____うん。」


①自分に自信がない人は嫌い

②挨拶をする時、目を合わせない人には無視


あのだんせいは

2こともあてはまってるーうーん

②はできてるな。でもあのこは無視する

あのだんせいがきらいだから

きもちあきらめてほしいから


「もふちゃんのことしかみちゃヤ!」




「それは無理。」


「ぴ」


あ、おこっちゃ、


「ごめんなさいーわ〜ん!」


ビエーンとなくぼく


「もふちゃんてがやけるかぴ」


「ぼくのーーのおかおに、

もふちゃんのってかく 」


「ダメー」


「ヤーーーー!」



「もふちゃんって意外と独占欲高いんだね」


「ねー」


ぽやぽやとねそうなかぴちゃんがきょうかん


はなしてたらいつのまにか


22:00おやすみのじかん。

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