であい
ここは○○すいぞくかんの
あてものブース
1かい1000えん!
まあるいかたちのなかに
くうきとくじがはいっていて
そのなかにてをいれて
つかむ!
1とうは
とくだいのペンギンぬいぐるみ!
2とうは
2ばんめにおおきいペンギンぬいぐるみ!
3とうのぼくらはざんねんしょう
いちばんちいさいんだ
みんな3とうをひいていう
「ざんねん!」
「あー3等だ」
ぼくらはざんねんしょう
いちばんくじがおおい
ざんねんしょう
そんななか
あるおんなのこがきた
ぼくはあっとうてきな
“ほうようりょく”をかんじた
あたたかくて
ここちいい
「1回お願いします」
「はーい」
あのこも1とうねらいなんだろうな
そのこは3とうをひいた
ざんねんしょう
「わーい!」
え?
そのこはよろこんでいた
まんめんのえみだった
え?ぼくらは、ざんねんしょう、だよ?
わーい?
ぼくは1ばんにもちあげられた
そのこはいった
「お顔!選んでいいですか?」
「いいですよ」
ざんねんしょうを
よろこんでくれたこのこ
あたたかいえみをうかべて
ぼくたちをていちょうにあつかい、えらぶ
そしてさきほどかんじた
“ほうようりょく”
ぼくはこのこにえらばれたいとおもった
それはざんねんしょうの
みんなもおなじようで_____
みんなアピールした
“ぼくをえらんで”
“わたしをえらんで”
“ぼくをえらんで”
“ぼくをえらんで”
そのこはぎんみする
「うーん」
ぼくはえらばれたくて
しかたがなかった
ぼくにはよんしがある
でもうごかない
うーん、うーん、どうしたら、
とりあえず目をキラキラさせた
えらんでびーむ!
すると
目が合った
「「!」」
「じゃあ、この子にします」
「はいどうぞー」
えらばれたのは
_____ぼく
「やった!やった!」
あのこがぼくをえらんだとき
のこったぬいぐるみたちはいった
「いいなー」
「ずるーい」
「なんでーわたしじゃないの?」
「えらばれたかったー」
「あのこがいいー」
ねたみ
じっとりとみつめられた。
こわい、
ぼくはそのこにつれられて
そのばをさった
そしてそのこは
すいぞくかんのばいてんで
おおきな1メートルをこえる
オオサンショウウオのぬいぐるみもかった
ー
つれてこられたのは
いっけんや
そのこのスペースは
ふとんひとつぶん
そのうえにたくさんのぬいぐるみがいた
そのなかにはじょうげかんけいなどが
あるのだろうか
ふあんになった
「ただいまー!」
そのこはぬいぐるみぜんいんをなでた
そのこはぬいぐるみをあたりまえに
いきてるようにあつかった
「新しいおともだちが来たよー!」
「なんて名前つけようねえ?」
ドキドキ
「うーん、じゃあもふちゃん!
きみはペンギンのもふちゃん!」
ぼくになまえがついたしゅんかん
「もふちゃん、!」
「そう!」
そのこは、はったつしょうがいの
かんかくかびんで
ちてきしょうがいもすこしあるらしいの!
_____ごめんねよくわからないや
でもねほかのにんげんより
はるかにごかんがいいらしいの
だから
ぼくのこえもきこえるみたい!
うれしい
うれしい
ぼくのいちばんのともだち
するとそのこは
きいろいぬいぐるみをぼくのちかくにおいた
「かぴちゃん、もふちゃんだよ!
仲良くしてね」
ぼくはかんじた
そのこはここのボスだと
「ぼくは、ペンギンの、もふ、ちゃんで、す
よろしくお願いします、」
「かぴちゃん!」
そのきいろいこは
とうとつにいった
「かぴちゃん!よろしく!」
とっても、かんけつ、
「う、うん、よろしく」
「かぴね、もふちゃんにここのことたくさんおしえてあげるね!なかよくなりたい!」
かぴちゃんのめは
ぴかぴかだった
じゅんすいむくで
こころからいっていることが
つたわった
「うん!ぼくもなかよくなりたい!」
かぴちゃんからは
やさしい
ふんわりとした
すこしあまい、いいにおいがする
それがあのこのにおい
ぼくもいつのまにか
そのにおいにそまるのかな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます