この小説を讃える言葉は、この世界の語彙では足りない

鐘古こよみ氏の最新作『月煙奇譚』が読者にもたらした衝撃は筆舌に尽くし難い。
「この話は中華の志怪小説『捜神記』の中に収められている一編だ」と云われれば、何の疑いもなく信じてしまうだろう。
それほどまでに、この『月煙奇譚』は凄いのである。
「すごい」……そう、本当にすごい。当然、称える言葉はそれだけでは到底足りない。

何がどう凄いのか。是非、その眼と魂でご堪能ください。
比類なき巧みな文章から紡ぎ出される深奥な浪漫に満ちた怪異譚。敢えて内容には触れません。誰も見たことのない世界です。
鐘古こよみ氏の渾身の3,939文字の衝撃を共有しましょう。

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