それなりに光ってる
田村 和花
それなりに光ってる
容疑者は23歳会社員 あるいは自称明けの明星
放って あたしたちが殺してきた無数のたまごっちが行き着く星まで
人生は軽いフットワーク 無料トライアル期間を渡り歩け
白玉をこねる指 永遠も無限も切ないカタチだからつぶす
あたし、「金魚救い」だと思ってた つやつやの魂携えて
モノレールSuicaでランデヴー なんかごめんね 呼び出しちゃって
夜行船 睫毛を揺らすぬるい風 モロくてキュート 光ってキュート
ウソついてもいいよ 香り付きトイレットペーパーもいちご味も好きよ
乱暴な暮らしはそれなりに光る 苦い波はシンクに溶ける
ビッグバン@電子レンジ 私はビギナーズラックを信じている
それなりに光ってる 田村 和花 @ieneko_musume
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます