甘くて夢いっぱいのお菓子だから、逆に際立つダークな雰囲気

 スイーツ。それは楽しさいっぱいなイメージのあるもの。

 本作はそんなスイーツの持つ「ダークな側面」を詠んだ作品集です。

 童話とかメルヘンの世界では、「お菓子」というものが度々登場します。でも、「お菓子の家」に代表されるように、それは時には「人の心を強く誘惑し、恐ろしい罠にかけるもの」にも使われる。

 甘く、人の心を強く惹きつけるもの。そんなお菓子だからこそ、「世界の闇の部分」にモチーフとして登場することで、強烈なアクセントとして働くことにもなります。

 ダークでメルヘンな雰囲気のある、お菓子の短歌集。美味しそうと感じるか? はたまた怖いと感じるか?

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