第33話 ひと肌脱ぐ

【語句】ひと肌脱ぐ


【意味】協力・援助するために積極的に動くこと


【語源(捏造)】


鎌倉時代、寒冷期の合戦で仲間を温めるため、自らの鎧の下衣を脱いで貸すことが「一肌脱ぐ」と呼ばれた。特に寒地戦に慣れた東北の兵に多く見られたという。そこから、助け合いや協力を意味するようになった。


> 「寒風吹く野にて、義景一肌脱ぎて部下を包みけり」

――『北国陣中日記』(建長五年)

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