部活動で書いた七不思議が現実で動き出す⁉

主人公の心春は、中学一年生。
文芸部の活動で、学校の七不思議を自分たちで創作して部誌に載せることになった。
部員ではないけど、心春の幼馴染でオカルトマニアの蓮くんも参加し、六つの七不思議が完成。

各自が、どんな創作七不思議を書いたのか、作品の中で読める構成になっています。これだけでも面白のですが、そこで終わらないのが本作。

なんと自分たちで考え出したはずの怪異が、現実に発生してしまうのです。
しかもこの、創作七不思議。けっこう、リアルで怖いものばかり。
自分たちが部活のノリで書いたもののせいで、被害者が出てしまう。そんな状況に直面した主人公はじめ部員たちは、とある行動に出るのですが……。

引き込まれる展開に、構成が見事な作品。
ラストにかけては読んでいて、そのまま学校の怪談みたいなドラマにできそう、と映像が浮かんできました。完結作品なのでこの夏に一気読みもおすすめです。

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