マッハ短歌【カクヨム短歌賞応募】
野口マッハ剛(ごう)
闘病短歌
置き去りの卒業アルバム部屋にあるボクは知らない十代なんて
ボロボロの卒業アルバムと幻聴ある日突然嫌になったの
入院し診断くだり二十代ボクは死を待つ囚人のよう
幻聴で「アホバカカス」と響いてるここが地獄と繰り返す朝
幻聴はお薬飲んで安定だ地獄を抜けて退院となる
生きていて見える景色は変わらないけれど変わって見えた景色よ
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