百鬼夜行 友ともなれば 吉祥に!?

本作は、我々読者が
小野塚氏の作品ではお馴染みの
太白星こと藤崎氏の目線に立ち、
笠原氏の体験を聴取するという
ネオ二人称形式のホラーである。

目玉の妖怪が導く不気味な幕開けから一転、
怪異たちとひとつ屋根の下過ごした記憶は
どこか愉快で滑稽で日常の延長線上にさえ。
狼妖峠支店が美術館として生まれ変わったのも
未定だった笠原氏の進路が決定したのも
彼らの後押しを受けての結果かもしれない。

彼に課された重大ミッションとは何か
推理されながら読まれたし!

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