第25話 一流を目指すなら
フェイスブックで御意見番をしていたら見つけた言葉。
これをもとに、一つ檄文を作ってみた。
フェイスブックに書いたものをもとに、少し手直し加筆しました。
押忍!
・・・・・・・ ・・・・・ ・
男が志をもって何か突出したものを得ようとしたら、孤独なんだよ。
誰も助けてくれないし、壁にぶち当たったときの孤独感といったら、壮絶なものですよ。
でも、それが男だし、僕は孤独に死ぬのはいとわない。
奥田 瑛二
・・・・・・・ ・・・・・ ・
まったくもって奥田氏の仰せの通り。人と同じ程度のことなどしていて、国鉄の金田や南海の野村のような一流になど、なれるわけもないのです。
家族がいればとか友達がいればとか、そんなものは二流半未満の雑魚の戯言にすぎん。それもアマチュアの。人が周りにいれば孤独でないとは、何とも悲壮なくらいお粗末なアマチュアの三流未満やね。
ワシのようなヘボ物書きでも、その孤独感は日々、嫌というほど感じておる。そんな中での戦いなのよ。
友達だのなんだの、そんなものは、必死にやっていれば後からついてくるものに過ぎんのだ。もともと家族がいるだろうなどと云うのも、低能の戯言。家族がいくらいようが、この孤独感からは逃れられんのだ。多少の力にはなるかもしれんが、それはあくまでも添え物に過ぎん。カレーライスの福神漬みたいなものよ。なくてもいいかもしれないけど、あると何だかうれしい、まさに言葉の本義通りの
「ありがたい」
もの。それが家族であり、家族以外の人たちなのである。
ま、おられても困る雑魚もいるが、それはもう、遠慮なくお引取り願えばよい。
親兄弟も去ることながら、どんな恩人であっても、いつまでも自分と一緒に歩いてくれることなど、ない。そもそもそんなものは無理筋なのだ。
確かに恩人の中には、窮地を何度も救ってくださった方もいるだろう。
しかし、いつまでも一緒にいてくれることなど、あり得ない。いつかは、その人から離れる日がくるのである。いやでも、離れなければならぬその日が。
最後の一歩は、テメエで足を踏みしめて歩かなければならない。
そこからはもう、自らの道を自らの脚で歩き続けなければならんのです。
そんなこともわからん雑魚が、淋しいから家庭でも持てばなどというのは、実に片腹痛いわ。ま、そんなものはアマチュアの三流未満のホザくことだな。
一流を目指すなら、この孤独に耐え切らなければならん。
安易な気休めなど求めるな。
そんなものを与えられても、ことと次第では拒絶・排除も止むを得ぬ。そんなものはしょせん、目くらましの子どもだましに過ぎないのだから。無論、倒れそうなときに拒絶することなどないが、それはあくまでも例外であると認識しておけ。
無駄に人と群れ合っているヒマなど、ないはずだ!
山紫水明。自ら決めた歩むべき道を歩む。そのためには、孤独に耐え、厳しき鍛練を積んでいかねばならない。そのためにこそ、厳しき鍛練を積むのである。ヘボならなおのこと、いくら才能に恵まれていても、それが出来なければ道は開けない。
そう、孤独に耐え、自らの足で歩んで突破してこそ、道は開けるのである。
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