第6話 精神が楽になってきた
かなり、いろいろなことが落ち着き始めた。梅雨入りしたはずなのに、天気予報は当面雨のマークが見えない。ここはハゲではなく晴れの国。嗚呼。取り巻く情勢が落ち着きを見せ始めるに比例して、精神の疲労も軽減されているが、それも、身体の肌身レベルで身にしみてわかる。
大体こういうものは、自らの力と処置だけでどうにでも、せめてどうにかなる程度の甘いものではない。どの局面かにもよるが、大抵は相手がいての話になるのが相場。その相手というのは、個々の具体的な人に限らないことは言うまでもない。
そこをクリアできれば、自らの努力や労力を極力減らしつつ何とかなっていくものです。今、ちょうど、そのあたりかな。
精神が楽になれば、肉体が楽になる。
肉体が楽になれば、思考が活性化する。
思考が活性化すれば、次の手が見えてくる。
次の手が見えてくれば、さらなる方針が見えてくる。
さらなる方針を見極めれば、行動に移れる。
行動に移れば、自らをさらに高められる。
自らを高められれば、さらなる仕事ができる。
さらなる仕事ができれば、人生が好転する。
人生が好転すれば、幸せへの道が開ける。
ざっとこんなのを作ってみた。この手のことばって、作るの、存外難しいね。
人に言われたことを目で追い、口に出してみて、書きだしてみるだけなら、まあ日本語が判れば何とでもなるわ、そんなもん。だけど、それを実践することがいかに大変であるかは言うまでもないわな。
ましてあんた、人にそうして影響を与える言葉を創り出す側に回ってみ。
マジ、そう簡単にできりゃせんぞ。
しかし、そこまでして言葉にできる人は、その言葉を自らに落とし込み、さらに人に広めていくことで、自らの人生だけでなく、人の人生、ひいては社会全体を変えていくことができる。
社会が悪いの政治が悪いのとホザいてどこかの新聞あたりに書かれたさして役にも立たんキレイゴトの能書をありがたがって、社会を変えようだの学校を変えようだのとへらつき面をするメス猿やその取巻きの盆暗男どもとは、似て非なるものであることは、会えて言うまでもないが申し添えておこう。人生は長くない。クズの与太事を相手にしてやれるほどには、長くなどないからな。そのクズにあんたが該当するかどうかは、ま、テメエの胸に手を当てて検証してみることだな。
精神を楽にするには、クズと群れたところで何の意味も価値もないぜ。
というわけで、精神を楽にするには、もう、自らの今持てる力をすべて使い切るくらいでないといけないのよ。それができれば、道が開けてくる。
他人なんか、まずあてになどならん。群れ合って話し合ってなどとホザくのは、犬猫のじゃれ合い程度の雑魚の戯言、ま、悪魔のささやきなんて大層なものではないけどな、それ故、性質(たち)が悪いからね。
わしは、自らの精神を楽にするのに、他人の力は借りていない。その必要もないし、まして人と何か話してゐれば気がまぎれる程度の雑魚手法など使いようもないからな。
よそ見するな、そこの雑魚!
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