5人組男性配信者〈フレフレンズ〉

俺はアキラ

〈フレフレンズ〉という

男性5人の配信者グループに所属している

メンバーは全員小学生の頃からの友達だ

登録者は一応5000人以上だが

それ以上伸びず

企画も出尽くしてどうしようかと考えているときに

あるメールが届いた


差出人・守乃かみの 魅子みこ

件名・新作ゲームへの参加

〈フレフレンズ〉の皆様

初めまして

ゲームクリエイターの守乃 魅子

この度

新しくゲームを製作したので

よろしければ参加して頂けませんか?

良い返事をお待ちしております


俺たちは伸び悩んでるのもあり

参加を決めた


現在

「おい、皆どうする?」

「落ち着け、アキラ」

眼鏡を掛けた男性がアキラに声を掛ける

「ケイ」

「まずはチーム登録をして、アキラとルイは使えそうなアイテムを買ってきてくれ」

アキラとぽっちゃりとした男性は頷き

雷紅らいくは矢の補充をするために武器屋へ」

長髪の男性は頷いた

「俺とリュイは金を預ける場所を探すぞ」

短髪の男性は頷いた

「金は全部使え残ったら、俺達の元に来い」

全員それぞれの目的地へと散った

 数分後

全員が倉庫の前に集まっていると

上空に魅子が現れ

「やっほー♪モブ共準備は進んでるかなぁ?まぁどんだけ準備していても、負け確定なんだけどねぇ、あぁ倉庫見つけれたんだぁ、ちゃんと大切に預けなよ、どうせ死ぬんだし」

魅子はコホンと咳払いをして

「そう言えば今回のクエスト名を発表してなかったよねぇ?やっぱりクエスト名がある方が良いよねぇ」

魅子が指を鳴らすとドラムロールが響き渡り

止まると

「《スライム100匹れるかな?》じゃあそろそろ時間みたいだしぃ、てめぇらの敗北を心より願っています、最後に服は装備扱いじゃないから死んでも下着姿にならないから安心してねぇ」

魅子がそう言い終えるとプレイヤー達は転移させられた

《スライムの森》

フレフレンズのメンバーは森の中に立っていて

アキラはケイに

「これからどうする?」

「そうだな、まず森の広さを把握することからだ、リュイ頼む」

「任せろ」

リュイはスルスルと木を登り始めた

「リュイから連絡くるまでそれぞれの初期装備を確認しよう、俺は杖だけ」

ケイは指揮棒のような杖を見せた

「俺はこの剣だけだ」

アキラは鞘に収まった剣を見せた

「僕は大盾」

ルイは西洋の騎士が持っていそうな盾を見せた

「私は弓と矢だけだ」

雷紅は弓を見せ、背中に背負った矢筒には数十本の矢が入っていた

ケイの目の前に

 リュイ通話

という文字が現れ触れると

「こちらリュイ、見渡す限り森だ、かなり広いぞ、この中から100匹のスライムを見つけて倒すなんて無理ゲーだろ」

「無理ゲーだとしても、やるしかない、降りてきてくれ、因に初期装備はなんだった?」

「投げナイフが数十本だ」

「わかった、ありがとう」

もう一度文字に触れると消えると

ケイは皆の顔を見ながら

「聞いての通り、無理ゲーかもしれないが俺達なら出来る、やるぞ」

四人は頷いた

「」


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かみの作ったクソゲー けんはる @kenharu

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