ある神様の語り。たんたんと語られながらも、個性がでていて楽しかったです。個人的には、一休が月を取るシーンが好きです。(なぜ神話に頓知の天才が?と思う人もいるかもしれませんが、関係しています)高い場所で浮いている月。でも工夫次第で月は分裂し身近な存在となります。次にレモンをかじるシーンも、見どころです。月を喰らう魔獣がチャンドラに〇〇してなぜか〇を振る舞われてバタンキューした流れが……って、伏せ字ばかりでなんのこっちゃと思われているのかもしれません。神話が好きな人はぜひ読んでみてください。