ネオン世界の終焉で。
文羽ショカ
第1話 X参上
ここまでか…こいつに縛られるのはもういい…
「くっ…クソがっ…!」
??「ふん、人間も所詮ここまでか。貴様らは私たち
このまま終われない…体が痛い…
「お、俺はっ…!お前を絶対…!倒す…!!」
??「ほお、随分ものを言う口だ。」
彼女は俺を容赦なく叩きのめし…俺は意識が薄れていった。
??「さらばだ。」
数時間後
??「ほうほう…これは悲惨だ。」
誰かが歩いてくるのが聞こえる…
??「きみ、大丈夫かい?ほう人間がまだ残っているとは。僕に任せなさい。」
そう言って謎の男は俺を抱えて歩き去った。
??「お目覚めかい?」
「う…だ、誰…」
ゼロ「僕はゼロ、この世界で研究をしているよ。」
ゼロと名乗る男は機械をいじりながら言った。
ゼロ「きみを改造させてもらったよ。人間としての肉体は
「実験…?なんのことだ…?俺は…」
疑問を消せず、自分の体を動かそうとした。
ゼロ「きみ、名前はわかるかい?」
俺は思い出そうと必死だった。思い出せなかった…なぜだ。前の記憶は鮮明に覚えているのに。
ゼロ「案の定ですね。思い出せないんでしょう。では僕がきみに名前をつけてあげましょう。」
「名前…?」
ゼロ「ええ。あなたは実験体type-X、Xと呼ばせていただきます。」
俺はこの人に助けられたのか?はたまた使われているだけなのか?俺は少しゼロに警戒心を抱いた。そして俺は突然思い出した。
「あ、あんた…!ところで改造って一体…」
ゼロ「ああ、そのことですか。」
ゼロは隣に座って話し始めた。
ゼロ「僕はあなたが瀕死状態のところを発見しどうにかしようとこの実験室に運びました。人間の肉体は壊死していたので僕が改造して蘇らせました。」
「ど、どうやって…」
ゼロ「ふふっ、きみは今日から
「俺が…機械…?」
動揺を隠せなかった。でも、この力があればこの狂った世界を終わらせられるのだろうか。
ゼロ「そしてそんなきみに
「
ゼロ「ええ。きみにはその力を使って悪の組織『エンヴァリウス』を倒していただきたいのです。」
俺は決意した。あの憎き幹部に…復讐を!!
「やります…!絶対に…!」
ゼロ「ふぅん、勇敢な子だ。ではよろしく。くれぐれも、気を付けて。」
ゼロは真剣な顔で俺を見つめてから立ち去った。俺は…やるんだ…!!
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