①②書きたい小説の分類を決めよう!



 今回は、小説の分類についてお話していこうと思います!


 そもそも、小説とはただ自分が思うことを書けばいいんじゃないの?と思ってる初心者さんもいらっしゃるかもしれません。


 もちろん、一部は間違いではないと思います。


 しかし、読者層によって"共感される種類"が違います!



 では、その種類を大まかに分けていきましょう!



[大まかに分けた分類]

※個人の意見とネットで調べたものです。



純文学じゅんぶんがく

 こちらは、よく一般的にイメージされる。

 本などのイメージが多いものですね。

 特徴として、が使われるイメージですね!


 文章力や表現力が高い作品に多く見られます。


 主なジャンルの種類として…


・私小説

(自分の体験など、日記のような感じですね)

(まさに、今私が書いてるのも私小説みたいなものですね。)


・人間関係

(人間関係の葛藤かっとうや成長を書く)


・社会問題

(戦争、差別などの問題をテーマとする)


・病気

(身体的・精神的な病気をテーマとする)


・恋愛



 などですね。



 今から2つの文を違う表現で文章にしてみますね。


 例で例えると




お題「朝に部屋の中で目覚めた主人公」



例文①

 陽の光が、窓にあるカーテンの隙間から差し込んでくる。その温かい光に照らされて、私はゆっくりとまぶたをあけた。

 窓の外からは、チュンチュン。とすずめさえずりが聞こえてくる。


 私は、ベットから布団を剥ぎ、上半身を起こす。

 続けて、両手をあげながら大きなあくびをした。


「ふぁ〜〜…。よく寝た〜。」



例文②

 早朝、私は目を覚ました。

 

 私は、ベットの上で上体を起こすと、背伸びとあくびをしていた。


「ふぁ〜〜…。よく寝た〜。」



 これでも、例文②は丁寧に書きましたが、例文①が、純文学と呼ばれるモノになります。

(自信はないから、間違ってたらごめんね?)



 この2つの文章を読んでも、お題としては伝わりますよね?

 そこから、"背景や人物の行動"を、よりとして、文章の中に取り入れたモノを"純文学"と言います。



続いて



大衆小説たいしゅうしょうせつ

 こちらは、一般的にストーリーやキャラクターを動かして物語りのワクワク感を楽しむためのモノになります。


 芸術性の表現があまりありません。

 そのため、読者が読んでいて分かりやすく、難しい表現もないので、スムーズに読めるモノとなってます!


 主なジャンルの種類として…


・時代小説

(過去の人物や背景、出来事をテーマ)


・青春小説

(小、中、高などの学生別の主人公の恋愛、人生の経験や成長などをテーマ)


・推理小説


・SF小説

(科学的、未来や宇宙などをテーマ)


・ファンタジー小説

(魔法や異世界、超常現象など、現実世界には存在しないものをテーマ)


・ライトノベル

(イラストの挿絵がある、気軽に読めるように、文体も比較的軽快で、会話文が多い)



 などがあります。




 これらの中から…


①自分が書きたいジャンル

②書きたい形式・文体の書き方

③キャラ・世界観の設定

④組み合わせ


 を考えて、小説のベースを決めます。



 私の場合は、テーマを[漫画を読んでるみたいに読める小説]を目指しているので、ライトノベルをベースとしてます。


 上の例で例えると、


①ファンタジー

②ベースはライトノベル・あえて「地の文」に「一文字空き」をしない。

③異世界なので、キャラの名前はカタカナ。

(世界観はなろうで作品を見てみてください。)

④ライトノベルで多い「セリフ多め」+純文学の芸術的な表現」+完全な純文学の表現を読みやすく簡略化する。


 みたいな感じですね。

 ネタバレになるので、ほんとはまだ③や④はありますが、詳しいことはここでは言えません。



 このように、組み合わせは自在です!

 ベースさえ決めてしまえば、あとはそこに自分が書きたいと思うんです!


 もちろん、そのベースを崩さずに書くのも良いですね!

 オリジナリティーを入れるなら、私は要素をしたり、したりしてバランスを取り、作品を書くことをオススメします!



 しかし、あまりにも取り入れすぎるのもいけません。

 なぜなら、ごちゃごちゃで意味がわからなくなるからです!

 また、偏りすぎると…そもそもベースがそれだけでよくない?となってしまいます。


 が大切です!



 私も、④であげたように、ライトノベルをベースにしてるけど、背景をイメージしやすいように純文学要素を取り入れました。

 でも、ただ入れるとことで、物語りやキャラ同士の会話のテンポが悪くなります。


 なので、出来るだけ芸術的な表現で、かつ…簡略化した文章で書くことで、"読みやすさ"と"背景の分かりやすさ"を伝えようと工夫しています。

(もちろん、私も初心者なので完璧ではありませんよ。日々他の作品から良いところを盗んでいます。※パクリはダメだよ!!)



 そのためにも、"いろんなジャンルの作品を読む"。と、いうことは大切なんです!



 自分の知らなかった表現方法や文体や文章の書き方。

 また、世界観などの発想。キャラの個性。

 

 初めて書く方は、知らないことだらけです!

 早く始めたいと思いますが、最低限は勉強しましょう!


 とりあえず書く。という意見もネットの中にはありますが、私はそれをオススメしません。


 書きながら自分で考えるより、人から見て真似たり、盗めるモノを盗んで、より自分のオリジナルに足していく。

 その方が効率がいいし、成長しやすいと思います。


 書きながら自分で考えていても、分からないまま書いていたら…何が良くて、何がダメなのか分かりませんからね。



 以上が、今回書きたい小説の分類を決めようでした!

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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