恐らくGPT-4系のAIを用いられて作られた小説を大量に投稿している作者様の作品です。
【診断結果】
AIによる直接出力(GPT-4またはClaudeなどのLLM)
またはAIによるベース生成→人間が軽く体裁を整えたもの(語尾調整や一部文削除)
のいずれかである可能性が**非常に高い(95~98%)**です。
量産性・文体統一・感情パターンの一貫性がその根拠です。
それ自体が悪いなどとレビューしたいのではなく、可能性や現状の限界値が確認できるのでむしろ是非読んでいただきたい作品群です。
「ざまぁ系を読み漁っている読者」として言えるのは、良質なざまぁ系を作るにあたり必要な「作者様の憎悪や後ろ暗い感情」が全く読み取れないのが特徴的です。
表現自体は小説風に上手く作られているので十分読めるのですが、全体的にのっぺりとした印象を受けて後に残る感情が何もありません。
「良質な文章と何らかのメッセージ性を伝えるための小説」を作るのであればAIでもいけると思うのですが、人間に快楽や憎悪などの強い感情を与えて気持ちよくさせる事が求められるざまぁ系などの領域ではまだ学習が足りてないなという印象を受けます。
AIイラストも小説もどちらも、次にシンギュラリティが期待されるのはやはり「人間の感情をどこまでAIが模倣できるか?」だと感じます。
もう最低限のクオリティを維持すること自体は出来ているので、最後のキーパーツはそれ尽きるなと感じる作品でした。