「今日から俺は生徒会の犬!?」
tai-bo
第1話 『俺の平穏な学園生活、終了のお知らせ』
「あなた、生徒会入りなさい。」
始業式の翌日、俺こと風間恭平の平凡な高校生活は、たった一言で崩壊した。
「いや、なんで俺が?」 「決まってるでしょ?……雑用係よ。」
生徒会長・神崎レイナは、ため息まじりに俺を見下ろしながら言った。
彼女は完璧な生徒会長として知られ、成績優秀、運動万能、しかも美人。だが、生徒会の権限を使って自由すぎる学園運営をしていることで有名だった。
「嫌なんだが」 「却下。明日から生徒会室に来なさい。」
いや、聞けよ!?俺はただ普通の学生生活を送りたいだけなのに!!!
しかし、その瞬間、俺の目の前に広げられたのは――
「生徒会予算帳」 そして、その欄には見慣れた俺の名前が書かれていた。
「え……俺、何かしたっけ?」 「去年の備品破壊代、まだ払ってもらってないから」
「はあぁぁ!?!?」
完全に罠だろ!?しかし、逃げる術はなく、俺はこうして生徒会の犬として学園生活を送ることになってしまった……。
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