ニコちゃん先生、仕事の後に、のほほんとやって来ます。

夏、土曜夜市、子どもたちはワクワクイベント。

一方、先生たちは白い腕章つけて見守り隊で頑張っています。

居酒屋である実家の手伝いをしていた和馬くんのところにも、元副担任のニコちゃん先生たちが現れますが、さらっと挨拶をして、そのまま行ってしまう。

高校を卒業してから二人はどうなっているのやら。

片思い? 両思いなのか、それともただの友だち、お知り合い?

その微妙な距離感があまりにも自然に描かれています。けれど、そこには温かい何かが流れている。

焦っていないけど、これからの予感をくすぐる優しい一場面に癒されます。

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