ソードワールドの自キャラとか。

@sanaeluigi_trpg

サンセベリアの物語

ここは少数ながらもメリア達が暮らす里。観葉植物の名を借りたサンセベリアもここで誕生し平和を謳歌していた。その里では”樹神”ダリオンを信仰を元に質素な暮らしをしていた、彼女はその習慣になぞるように信仰心を深め遂には神官へと至った。

彼女はメリア仲間達とともに暮らしこのまま平和に過ごせれば他に何も必要はないと思っていた。そんな事を胸に込めて眠りについたある夜、その平和は突如として理不尽に崩されてしまった。

蛮族の襲来は瞬く間に襲い平和を謳っていたメリア達はあまり為す術を持ち合わせてなかった。サンセベリアも蛮族に襲われ瀕死の重体を負い気を失ってしまった。

だが何とか同士の神官に起こされ一命を取り留め、そこで武器を手渡された。殺らなければ殺される。

死に対する恐怖は味わったばかりだが四の五の言ってはいられなかった、こうしている間にも仲間達は襲わてるのは見過ごす事は出来なかった。

必死の抵抗あってか何とか蛮族を振り払う事は出来たが命を落とし物言わぬ草木や花となってしまった者もいた。

(私は……何て無力だったんでしょうか)

悔やんでも悔やみきれない気持ちに悩み、彼女は決断を下す。もっと守れる強さが欲しいと。

共に生きる者を失いたくない、癒しす力が欲しいと決意した彼女は冒険の世界へと旅立った。

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