僕らの覚悟
七星めい
第1話
私はいつもどんなときも笑顔で頑張ってきた。でも、君が、無理して笑わなくてもいいって泣きたいときは泣いていいって教えてくれた。君がハンカチを貸してくれたあの日。
だから、私は君と覚悟の歌を歌う。
僕は人生なんてどうでもよいと思っていた。別に生きるのがいやなわけではなく、世界にはどうでもいいものしかないと思っていた。昔大好きだった本だって誰かが作った作り話。現実にはならない。勉強ができたって必ず夢が叶うわけじゃない。だから、なんでもテキトーにやって過ごしていた。
でも、君に出会って気づいた。
どうでもいいことに意味があるって。
「「聞いてくださいーー」」
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