書けない……。書けないではない! 書かないのでありんす。
とにかく、小説が書けない、書かない、どうにもならない。そういう時期が来ます。
連載を始めた作品の事を考えない日ないと言ってもよいくらいのに書けない、書かない日が続きます。
さて、何故このような事態になるのでしょうか?
そんな事を考えてないでさっさと書け!
それができれば苦労はねぇ!
その繰り返しの思考が続く限り小説の続きは一向にすすみません。
書きたい……。
のりのり天国で書けていた時期に戻りたい。
書きたい時は本当に特別で物語を紡いでいるだけで幸せなのです。
しかし、スランプというか書けない時期は唐突に訪れます。
それは、書いてる作品をもっと面白くしよう、そうしたいと欲望が高まる時期に訪れます。
私は基本的には最初にオチを作って、最終回やそのあたりを作ってから、全体のプロットをまとめて小説を書き始めます。
何処に向かって話を進めるかというのがはっきりしてる時は筆のりもよくズカズカ進みます。
しかし、書いてる時に書いてる側は思うのです……。
「このキャラもっと面白くしたいなー、展開増やしたいなー、新キャラだしたいなー、もっと盛り上げたいなー」
この欲望は書けば書く程に膨らみます。
しかし、最初の予定にないことをすると物語の進みは鈍重になり、また複雑化します。
その複雑さ迷宮の如しです。
書き手は迷います。
自分の書いた小説に迷い込むのです。
あのキャラの設定を追加しよう!
新展開でこのキャラを追加しよう!
新しいキャラはコイツだ!
こうすればこの物語はもっとよくなる!
創作の迷宮という自分が作り出したラビリンス囚われた作者は物語を進めるということを忘れ、物語の飾りを増やし豪奢にしていくのです……。
しかし、書きたいものがまだあるうちはまだいい。だが、本質的にコレジャナイ! と作者はわかっているのでその状態で書いた原稿は全て没になります。
(私の場合ですか……。)
飾りをいくら華美に豪華にしても本来書きたいものとは違う故に書いた物語は全てお蔵入りなのである。
そして、満足行くものが書けない、うまく紡げない、そうなるとどんどん書けなくなるのです。
この状態になると、しばらく復帰は難しい。
今までは、仕事して飯食って小説書いて寝る。
このサイクルで回っていたのに……。
仕事して飯食ってカクヨムでログインして、通知だけチェックして漫画読んで寝る……。
というサイクルになるのです。
こうなるともう、どうやって復帰すればよいのか検討がつかなくなります。
さて、私は小説を書く事が再びできるようになるのでしょうか?
2025年 9月27日 現在
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