[14]: チンピラ瞬殺! そして猫耳少女ゲットだぜ!
俺はチンピラたちの前に立ちはだかった。
チンピラA「あんだテメェ! 関係ねえヤツはすっこんでろ!」
チンピラB「このガキが俺たちの大事な荷物にぶつかってきやがったんだよ!」
獣耳少女「わ、わざとじゃ…ないですぅ…」
怯える獣耳少女。うん、守ってあげたくなるタイプだな!
俺「まあまあ、そうカッカしないで。いくら損したの? 俺が払うよ」
チンピラA「はあ? テメェに払えるのかよ? 金貨10枚だ! 払えねえならこの女で…」
俺「はい、金貨10枚ね。どーぞ」
俺は懐から金貨10枚をポイと投げ渡す。
チンピラたちは一瞬呆気に取られたが、すぐにニヤリと汚い笑みを浮かべた。
チンピラB「へっ、気前がいいじゃねえか。だがな、慰謝料が足りねえなあ! あと金貨100枚だ!」
俺「あー、やっぱりそういう展開ね。めんどくせえ」
俺はため息をつき、チンピラたちの足元に軽く魔力を流し込んだ。
チンピラA「ぐえっ!?」
チンピラB「な、なんだぁ!?」
チンピラたちは突然地面にめり込み始め、あっという間に首まで埋まってしまった。
だるまさんが転んだ状態だな。
俺「さて、これで静かになったかな? お嬢さん、大丈夫だった?」
獣耳少女「あ、あの…ありがとうございます! 助けていただいて…! わ、私はミリアって言います!」
ミリアと名乗る獣耳少女は、うるんだ瞳で俺を見上げてきた。
よし、チョロインフラグ立った!
リリアーナ「リュート様! お見事ですわ!」
いつの間にか後ろに来ていたリリアーナ姫も、尊敬の眼差しを向けている。
うん、いいぞいいぞ、チーレム順調!
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