[13]: 王都散策! 異世界グルメと新たな出会い?
俺とリリアーナ姫は、お忍びというていで王都の散策に出かけた。
まあ、姫様の美貌と俺の(自称)イケメンオーラで、めちゃくちゃ目立ってるけどな!
「あれ、リリアーナ姫様じゃないか?」
「隣にいる男は誰だ? 最近噂の…」
「うわー、美男美女! 絵になるわねー!」
道行く人々の注目を浴びながら、俺たちは市場を練り歩く。
見たこともない果物、活きのいい魚、香ばしい匂いを漂わせる屋台の串焼き…。
俺「お、姫様、あれ美味そうじゃね? 食べてみようぜ!」
リリアーナ「ふふ、リュート様は食いしん坊でいらっしゃいますね」
二人で串焼きを頬張ったり、不思議な味のジュースを飲んだり。
完全にデート気分を満喫していると、前方で何やら騒ぎが起こっていた。
「きゃっ!」
「おい、そこの嬢ちゃん、ぶつかっておいて知らん顔か!」
チンピラ風の男たちが、荷物を落としてしまったらしい小柄な少女に絡んでいるようだ。
少女は獣耳としっぽが生えている。獣人族ってやつか。可愛い。
俺「おっと、困ってる子は見過ごせないな。姫様、ちょっと待ってて」
リリアーナ「リュート様…!」
(ヒロイン追加イベントの波動を感じるぜ…!)
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