[12]: 初仕事は姫様と王都デート! …え、これデートだよね?
翌日。
俺が豪邸の豪華なベッドで惰眠を貪っていると、部屋の扉がコンコンとノックされた。
「リュート様、リリアーナです。お目覚めでしょうか?」
おお、リリアーナ姫自らお越しとは。専属護衛、役得すぎるぜ。
俺「おー、姫様、おはようございまーす」
寝起きのボサボサ頭で扉を開けると、そこには朝の日差しを浴びてキラキラ輝くリリアーナ姫が立っていた。
私服姿も清楚で可愛い。今日の服装は、淡い水色のワンピースだ。天使か?
リリアーナ「おはようございます、リュート様。早速ですが、本日のご予定は…その…王都の視察をお願いしたいのですが…」
俺「王都の視察ね。了解! 姫様も一緒に行くんでしょ?」
リリアーナ「は、はい! わたくしがご案内いたします! そ、その…リュート様さえよろしければ…」
顔を赤らめて上目遣いで見てくるリリアーナ姫。
断る理由なんかねーよ! これ実質デートじゃん!
俺「もちろんOK! 姫様と一緒ならどこへでも行きますよ!」
リリアーナ「! はいっ!」
パアッと顔を輝かせるリリアーナ姫。
くっそ、可愛いなチクショウ! チーレム万歳!
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