コトバが届いたその先へ。

こよい はるか @PLEC所属

一緒に歩いていこう。

『ごめん』より、『ありがとう』を。

 君はそう書いてくれた。


 嬉しかった。私がに書いたことが、届いていて。わかってくれて。


 大好きな君が、私の拙いコトバを受け止めてくれて。本当に、嬉しかった。


 君の居ない12日間。


 此処はいつも通りな気がして、でもなんだか違くて、近況ノートも出せなかった。


 そうだよね——君が居なかったからかもしれない。




 私が何の報告もできない間も、作品に応援ボタンを押してくれる人はいた。

 私が何の連載もしてない間も、誰かがコメントをくれた。


 でも何処か違ったんだ。此処から見える景色が。

 それはきっと、光り輝き辺りを照らす、君が居なかったからかもしれない。


 私、君の居場所を守るって言ったよね。

 結局私、何もできなかった。作品を書いて終わった。

 人の物語も読めなかったし、連載も止まった。


 私が何もしなくても、君を信頼する、君に憧れてるフォロワーさんたちは居場所を作ってくれていた。


 君の作品へのコメント、全部読んだよ。温かい言葉ばかりだったじゃない。

 私なんかが居なくても、君はこの世界ではとっくのとうに1人前だったんだよ。


 私も少し前に、活動休止を考えた。


 書けない。勉強ができない。

 周りの学校より少しは頭の良い学校だったから、平均点を取るだけで一苦労して。


 平均点より低かったらその分カクヨムができる時間が減っていった。


 だから勉強に専念しようって、平均点を安定して取れるようになってから戻ってこようって。

 どうせ書けないんだったらそっちの方がいいんじゃないかって思った。


 でも、君が直向きに活動してるのを見て。

 皆様が私の渾身の創作論を読んでくれて。


 離れられないんだなって、直感だった。

 どうせ帰ってきちゃうんだろうなって思った。


 だから私はずっと居た。時間は無くとも、此処で世界を見た。

 近況ノートにいいねも押したし、作品を読みにも一応行った。


 そのくらい、私は此処が好きだ。


 私が此処を君に紹介したの、何時いつだっけ。私が此処を求めるようになって2年ちょっとかな、君と出会って、小説好きだって知って。


 半ば強引に君を引き入れた。学校で此処のことを話せる友達を作りたかった。


 それがまさか、君がの自分で居られる唯一の場所になるとは、想像もしなかったけれど。




 数なんかじゃない。

 PVとか関係ない。


 もし君と私を比べたら、そういう数だけは多いと思う。此処に居る長さが違うから。

 でも、大切に思われているのは君の方だよね。


 近況ノートを出して、君はいっぱいコメントをもらってる。その中で私は、二桁にも満たない。

 少しだけ、悔しい気もした。


 コメントもいっぱいあった。

 勝てないな、って確信した。


 彼女と私では、信用度が違ったから。




 私、実は小学生の頃、学校に居場所がなかったんだ。


 誰に対してもそうだねって頷いて、誰かに反発されないように振る舞った。


 相手が不快にならない唯一の答えってなんだろうってずっと自分を問い詰めて、苦しかった。溺れそうだった。


 あそこには、があった。

 特にそう呼ばれていたわけではないけれど、私は心の中でそう呼んでいる。


 文字通り、「二人組作って〜」と先生に言われて余る人たちのグループ。


 もちろんわたしもその一員だった。


 私は嫌われていた。根っこの芯から、嫌われていた。


 余りものグループの人たちは、やっぱり嫌われるような性格の人たちばかりだった。


 綺麗事では終わらなかった。やっぱりその人達のことは好きになれなくて。


 結局、私は余りものグループでも独りになった。


 孤独なことが虚しかった。別に虐められたわけでもないし、何かされた訳でもない。


 でも全員、何処か私に対して壁があった。隔たりがあった。


 中学校でもそうなんだな、って思ってたら。




 ——君がカクヨムに入ってくれて。

 幸い私も、親友と呼べる人が、親友と呼んでくれる人ができた。


 君と親友になりたかったのも事実だ。でも私はあの人と関わることが好きだったから、二人組を作るとしたらあの人と組んだ。


 君も、その頃には居場所自体はあったよね。


 でも、あの人の前では曝け出せなかった。

 小説オタク。私の小説への熱を、全て曝け出すことはできなかった。


 現実リアルで曝け出せるのって、君だけだったんだ。




 残念なことに、違うクラスになった。


 もっと仲良くなりたかったけど、クラスも違うとそう簡単にはいかなくて。


 でも私は君が好きだったから、君と話した。いっぱい、いっぱい話した。


 本音を言って、新作を見せ合って、面白いね、凄いよ、続き読みたいって笑い合った。




 あの表情も、きっと貼り付けたものなんだろうな。

 君が本当に、心の底から本音を出せる人に、私はなりたい。


 その為に、もう少しだけ此処を頼ってもいいですか。


 私を好きでいてくれる、私の物語を好きでいてくれる人に囲まれて、もう少しだけ甘えてもいいですか。


 そして私が学校に確実な居場所を作って、此処に頼らずとも一人で歩いて行けるようになったら、少しだけ、非日常を味わってきていいですか。




 映画を見た。

 皆様ご存知の、昔流行った膵臓のやつ。


 そうだよね、人は未来なんて保証されてないんだ。

 小説を読みまくって分かっているつもりでも、結局死ぬって一回しかないから分かんなくて。


 そんな中で自分の好きなことを出来ないのってもったいないじゃないですか。

 だから私は、あと少ししたら居なくなるかもしれません。


 必ず戻ってくると約束します。だからその時はまた頼らせてください。


 これを読んでくださっている貴方が好きです。大切な存在です。


 小説は読んでくれる人がいなきゃ成り立たない。

 君も私も、読んでくれる人は既に存在している。


 あとは私たちが、いかに面白い物語を書けるかだよ。


 頑張ろう、一緒に。




 二人三脚で、コトバが届いたその先へ。

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