純粋すぎて少し切ない記憶のかたち

子どもの頃の純粋な気持ちって、思い出すと少し切ない──
この作品には、幼少期に“どうしても伝えたかった想い”が描かれています。

読みながら、子ども側の気持ちにも、それを受け取る大人の視点にも、どちらにも共感してしまいました。
大人も大人で、わかってあげたくて一生懸命なんですよねぇ……と、しみじみ。

時を経て、あの頃の気持ちがやっと言葉になる。
気づいたら目の奥が熱くて、自分でもちょっとびっくりしました。

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