王太子から一方的に婚約破棄を告げられ、しかもその理由が下位貴族の令嬢と言われ、家族の勧めもあり、傷心を癒す為に王都を離れると、隣国に帰国途中の皇帝一行と遭遇し、祖国の王太子から要らぬ迫害を避ける為、皇帝の計らいもあり、皇帝一行に従い帝国へと赴き、皇帝の庇護を受け帝国に滞在する事となり、その間、ヒロインが受けた王太子との婚約破棄に違和感を覚えた真相に、王太子の新たな婚約者とその実家と王太子との悪行が発覚し、且つ、ヒロインの持つ特異な力を王太子が欲する為に、ヒロインの身に危険が迫る事態が発生したりと、隣国に避難しても心安まることが無い状況で、皇帝からの思慮に触れ好意を抱き、皇帝からの告白もあり、祖国の王太子に捨てられたヒロインが隣国の帝国の皇帝と結ばれる展開に感動しました。