ランキングの正体
夜中に俺はひなたと一緒に今夜から一緒に暮らす寮に向かっている。彼女の黄色の髪の背中についていて、さっきの挨拶から、ずっとなんも言葉を交わさずに、歩いている。そして、久々に同い年の人と話すので、接し方がわからないんだ。
「あ、えっと、あなたも選ばれて、相当な実力者でしょう」
すこし笑顔で、よい関係を作ろうとした。
「そうだよね、機械竜に簡単に振り回されても、強く見えるよね」
彼女の無表情で、虚しい反応を聞いて、一瞬もっと話づらくなった。さっき、
自分と同じく身長の彼女にリードされ、
これが部屋の登録の手順なのだね、始めてみた。ひなたは私に向かって、俺の番を待っている。待たされるのがよくないと思いながら、俺は携帯を取り出して、ひなたのようにスキャナーに掛けた。同じ承認の音が鳴って、俺の名前も掲示板に表れた。ついでに、ドアのロックも解除する音もして、ドアが自動的に開いた。
ドアの向こうは
「行くよ」
ひなたは俺が思考に取られている間に、エレベーターの中に入った。彼女を待たせたくない自分は慌てて、彼女の隣に着いた。
俺が入ってから、エレベーターのドアが自動的に閉じて、降下し始めた。エレベーターの中は鏡だらけで、上の換気扇以外、ボタンも掲示などのものがない。
こういう、雰囲気にちょっと怪しそうな感覚がする。
エレベーターが止まって、ドアが開いた。そこには綺麗な広場があり、真ん中には大きな噴水もある。自分の魔法少女ネタの知識によると、こういう展開は普段歓迎会とか司令室とか、あるいは秘密基地のような廊下が待っていることがよくある。
すごい、まるで秘密の花園に入ったようで、心が落ち着く。俺はエレベーターから一歩踏み、噴水を近くに見に行った。
噴水の水が潔く、天井の照明灯も水にキラキラ反射されている。水流の音が耳に届いて、居心地がいい気分だ。そのなかに、カチャンの音も聞こえる......待って、水の音のなかに他になにかの雑音も入っている。隣をチラッと見ると、真剣と恐怖な顔する女子が変身した魔法少女的な姿で、 魔石装備の銃で俺を狙っている。
敵襲!そう思うと、自分の装備が勝手に変身を起動して、発射機が手に現れて、俺はその女の子の足にショックの弾を撃った。
「まずい。捉えろ」
別の方向から、俺に向く声がして、どうやら、このランキングのことは俺を捉える目的だったようだ。今の打ち手は逃げるしかない。
煙幕の弾に変えて、彼女たちの視界を遮った。ちょうど、大鎌を持つ魔法少女が煙幕のせいで、ギリギリ振り外れた。この混乱の隙で、エレベーターに向かう途中で、いくつもの地雷を設置して、煙幕から追っていく魔法少女をショックさせた。エレベーターに着いて、パンネルを押そうとする。待って、最初からボタンはなかった。
エレベーターを出て、計画を立て直そうとすると同時に、背後から誰かが俺の肩と右腕を掴んだ。
「投降しなさい。どんだけ抵抗しても、逃げ場はないわ」
ひなたは俺を取り押さえようとしている。彼女の腕力は知らないけど、俺の手が凍ったようで、動けないんだ。
「うう」
こいつら、わざわざこんなところに俺を誘ってきた。恐らく、逮捕するだけじゃないでしょう。ひなたのストッキングの膝を狙って後ろに蹴って、彼女のバランスを崩そうとしたけど、自分の体力が弱いせいで、彼女はなんにも感じなかったようだった。発射機を握ってない手は動くけど、上手く動かなくて、彼女の捕縛をなんにもできない。
煙幕が徐々に消えていって、囲まれるとやばくなる。俺は唯一動けそうな手に集中して、力を入れて、彼女から脱却しようとする。そうと、小銃サイズの銃が手に現れて、俺はなんも思わず、引き金を引いて、ショック弾をひなたと自分にかけた。
ショック弾を受けた自分はその耳鳴りに耐えながら、精一杯脱出方法を考えている。そうだ、正規の通路がないなら、作ろう。この地下を完全に破壊せずに、発射機を爆発モードに変更して、ちょっとだけ小さい穴を作ろうと思って、天井に向けて持ち上げた。
その一瞬、他の魔法少女たちは俺がやろうとすることに気づいて、これがやばいと感じて掩体に隠れていく。
「総員止まれ、はやく」
魔法少女たちはどこからかの命令を受け、戦意の様子を止めた。自分もひとまず撃たないようにする。
奥から、見覚えがある五十嵐学園長ともう一人見たことのない顔の大人の女性がいた。
「すまない。こんな風に再会するつもりは」
「流石、元整備軍の尖鋭。あなたは私たちに役に立つ」
見知らぬ女性は五十嵐学園長に口をはさんで、俺を褒めてくれた。まって、どういう意味なの。今日のことに、自分の頭も追いつけなくなる気がする。
「あ、失礼だった。私は高山由美、第九特別実行隊の担当者。自分の将来それとも大切な人が惜しいなら、大人しくしなさい」
高山司令さんの言葉を聞いて、
発射機を納めて、変身を解いた。周りの魔法少女たちはまだ俺に配慮して、まだこっちの動きをしっかり見ている。
「こちらへ」
高山指令さんは俺を基地の奥に連れて、客室に連れていった。
「由美、ちょっと話を」
五十嵐学園長は客室の入り口で、高山さんと単独で話があるようで、客室を出た。後に付けていたスーツの大人男と種川じゃない制服の女の子が代わりに入ってきた。
「さっきのことはすまなかった。こういう風に出迎えうつもりはなかったが、司令はどうしても君の限界を知りたくて」
制服の女の子は客室のドリンクバーから、温かいお茶を取って、俺に渡した。
相手がそう言っても、信じるかどうか自分にはまだ分からない。彼女がテーブルに置いたカップを見て、心がすこし遠慮する気持ちになる。
「多分、事情を説明した方がいいかもしれません。まずは自己紹介、僕は藤山直樹ここのオペレーターです」
男性の藤山さんは俺に話し始めた。
「あ、私は清水瞳です。よろしくお願いします」
「三上つむぎ、新島学園中等部三年生学生オペレーター、よろしくね、瞳」
つむぎさんは俺の背後から肩を掴んで、揉み始めた。
「え、えっと」
「ふむふむ。細い、壊れやすい。やはり、近接戦向いてないわね」
「つむぎさん、彼女はこまっています」
「はいはい、わかったわ」
つむぎさんは俺から離れて、藤山の隣に戻った。
「さっき聞いたかもしれないが、私たちは第九特別実行隊、ランキングを表として、魔石に関する特別な事件を担当する機関です。普通に異変機械と戦い機関と違って、私たちは大損害をもたらす事件の対象もする」
大損害、悪の組織は魔石の回収や魔法少女たちと魔石争奪戦をする以外、危険なものを開発することを聞いたことがある。自分は主に回収と戦闘に所属していたので、そういう物は詳しくなかった。それにしても、そっちに所属する隊員も実際どんなものを扱っているか知らせられずに護衛だけをする。
「えっと、そういう情報がほしかったら」
この人たちを失望させるかもしれないが、誤解を訂正しなければならない。
「内部情報なんて、いらね」
高山司令が客室に入ってきた。オペレーターの二人は部屋の角に退いた。
「もし、内部情報を知りたいなら、今もう尋問室にいるはず。それに、情報を制御するために、知らない人が少ない方が上策のことだろう。私たちほしいものはあなたの戦闘力だ」
自分のような新米の魔石装備使いは役に立ってるってこと。でも、自分以外にできる子がいるでしょう。それに、今日の活躍は普通の普通だったじゃない 「自分の魔石装備は結構普通の能力だったじゃないのですか」
「普段何人か協力しないと討伐できない改造した機械竜を一撃で倒せるほど多くないと思うよ。それに、凄まじい対人の戦闘感も持っている。流石、魔石装備使いとの戦闘専門ね」
やはり、俺を利用したいだけか。って、改造ってなに。
「この顔で、戦いたくないよね。残念ながら、あなたは拒絶する立場はないよ。自分の唯一大切な人を傷つけたくないだろう。まああ、今回は正義のための戦いと考えて、ちょっと心が楽にもなるんじゃないか」
司令官さんが客観的な説明をしてくれた。まあ、確かに悪の組織よりましだろう。拒絶したら、収監だけで済むじゃないし。魔法少女と一緒に戦うのも悪くない。
「分かった」
「賢明な判断ね。じゃ、今日の事務が終わり、明日任務があるから、つむぎ、部屋を案内して」
「はいいい」
つむぎさんは俺の肩を掴みながら、一緒に客室を出た。
廊下を渡って、客室からあまり遠くないところに連れて行くと、どうやらここの一例の部屋はすべて、学生のための部屋だった。
あるドアの前に連れられて、つむぎさんはその玄関のインターホンを押した。つまり、だれかと一緒に住むことだね。そう思いながら、玄関に現れたのはひなただった。
「はい、今日からここがあなたの部屋になる」
悪の組織の先鋭の俺は、魔法少女に拾われ、魔法少女化された リリコ @Prot01
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