本音と建前。どちらを大切にするか。社会人。大人。交友関係。人は建前を大切にするフリをする。真実の天秤にかければ、本音に傾く。それにはウソがない。人はたびたび本音の行動に後悔する。
二人の女の子の、危うい心の所作を読ませる絶妙な作品です。微笑ましい会話の中に、触れづらい場所が明確にある。そこに少し触れるたびに、今にも割れそうな薄氷の上に立ってるみたいで、大いに揺さぶられます。いやぁ……幸せになっておくれ……。
私が、かってに、ユリリン先生と呼んでいる、裕里先生の作品を読みました。祐里先生が、このような「心温まる」作品を書かれるとは、これまた、驚きなのです。何故なら、祐里先生の外の作品も読んでいるからです。→これ以上は、言いませんが。それはともかく、今日は、朝から、目に付いた作品のレビューを数篇していますが、今日、読んだ作品の中でも、特に心温まる作品です。是非、御一読下さい。