第1章 作句の基礎編

1-1 基本の型

 これは俳句を始めた時に、作ったメモ書きです。あくまでも初心者向けで、これが絶対ではありません。また知ってるよって方は、第1章は飛ばして下さい。


【取り合わせ①】

 十二音のフレーズをつくり、そこに五音の季語を組み合わせる方法。「季語」と「十二音のフレーズ」の力関係を合わせる。


■季語■ □□十二音のフレーズ□□

       または

□□十二音のフレーズ□□ ■季語■


長所:俳句のつくり方が簡単

短所:色々な季語が当てはまる




【取り合わせ②】

 五音のフレーズと、季語の入った十二音のフレーズを合わせる方法。


□五音□ □□■■季語入り十二音□□

       または

□□■■季語入り十二音□□ □五音□ 


長所:俳句のつくり方が簡単

短所:五音と、季語入り十二音の力関係が合わない

   (季語が強すぎる、または弱くなる)




【一物仕立て】

 切れをつくらず、十七音でつくる。


□□□■季語■□□□□□


長所:俳句としては格好いい

短所:難易度が高い




【句またがり】

 五七五の十七音でなく、九音+八音の足して十七音も問題なし。ただ、最初は五七五で考える。



※俳句は、空白は開けずに書くのが一般的です。解説など分かりやすくする為に、わざと空白を開けています。わざと空白を開けたり、読点を入れる技法がありますが、上級者のテクニックです。

参考までに、空白を開けた書き方は「分かち書き」といいます。

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