異世界転移したネクロマンサーは影を操り、鳳凰の使いの少女と旅をする

第一印象が、「文面がとても綺麗!」でした。
ほどよい量の段落、見やすさを重視した導入部分の神話的壮大さから一変して、現代日本の北海道へと移り、神話から現実へと接続する導線がお見事!!!

主人公は北海道からいきなり中華風の異世界へ召喚され、ネクロマンサーとして生きることになります。彼が操るネクロマンサーの術は、羊肉の串焼きを敵に向かって飛ばすという、まったくの予想外。

かと思えば、人を棺桶に形に変えて異世界へ送るという、まるで悪魔か死神が使うようなどす黒い能力もあったりで、非常に魅力的な主人公です。
彼といっしょにいるのが、鳳凰の使いを名乗る愛らしい少女・朱玲。

2人の旅には平穏など程遠い事件が待ち受けていました。

オススメです🐦✨




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