なんと清々しい呼びかけなのだろう

まるで秋風が満面を撫でるような清涼感があります。

〝物語を書いたので褒めてほしい〟
頑是ない幼子の求めるような語りかけです。
素直であること。
それはとても素晴らしいことです。

本作には、讃えたいときには讃え。
お礼を述べたいときには述べ。
ひどいことを書かれたら恐ろしい目にあわせる(いえ、これは書いていません)
そんな真っ当なカクヨムの歩き方が書かれています。

泥沼の戦いを繰り広げる小説投稿サイトを勇気一つを手に、のびのびと闊歩する。
そんな晴れやかな作品です。
さあ。皆様もこの朗らかな筆致に触れて和もうではありませんか。
オススメですよ。

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