眼 ~涙から分かる心とは~

八つ橋たべたいなー

「涙」は心からの意思

こんばんはー!いや~これ、制作している時間が夜中だから、さすがに眠いですよ。まぁ、夜中でも関係なしで、今書きたいと思ったんで、眼について書きます!


 アニメとかの演出で、「眼」を強調することって多いですよね。きれいに輝く眼。真っ黒で節穴のような眼。遠くに向ける、透き通った眼。いろいろありますね。


 眼は、「むき出しの臓器」であり、すごくデリケートで大事な器官です。その役割は、外界からの光の情報を視覚情報として読み取るために存在します。これにより、自分の眼で、危険から身を守ることができます。しかし、眼には、視覚情報だけでなく、ある大事な役割があります。それは、ことです。

 皆さんは、怒られてしまって、泣きたくなくても涙が出てしまったことありますよね?私だってありますねー。できれば、怒られたくはないですけど...。


 話を戻します。実は、人が怒られたり、気分が落ち込んで涙を流すときは、身体がに行っています。涙の成分には、ストレスホルモン(ストレスからできるホルモンのことです。)である、アドレナリンやコルチゾールというものが含まれています。これを体外に放出することで、ストレスの軽減やリラックスを図ります。簡単に言いますと、心を落ち着かせようとする体の働きによりおきる現象ということです。


 さらに、涙には、もう一つ大事な役割があります。それは、ということです。


 人間はもともと、社会性を求めた生き物で、一人だけではできないことも複数人の力で乗り越えたりしてきました。その本能からなのか、涙には、周囲の人間に対して、引き寄せる能力があるのです。驚きですよねー。皆さんも、泣いてる人がいたとき、一瞬でも「大丈夫?」って声をかけようかなって思ったりしませんか?これ自体も人間の優しい部分ですよね~。


ここまでで、出てきた涙は、怒られて悲しくなったり、辛くて悲しくなったときの涙についてでした。では、嬉し涙の場合はどうなんでしょうか?


実は、嬉し涙が出るのは、先ほどの怒られて悲しいとはちょっと違う仕組みです。ここでは、自律神経のうち交感神経と副交感神経という二つの神経が関わっています。うれしいなどの感情があふれ出るほど高まったとき、副交感神経の刺激が強くなり、血管が拡張し、涙腺がゆるむので、涙腺が崩壊します。涙腺が崩壊したときに出る涙は、味のしない透き通った涙です。


これに対し、怒られて悲しい、辛くて悲しいときの涙は、悲しいや辛いなどの感情が高まったとき、交感神経の刺激が強くなります。交感神経の刺激により、血管が収縮して、涙腺が締まり気味になり多くの涙は出ません。しかし、その涙は、やや塩辛い味のある涙です。もし味のある涙のとき、身体がつらいと感じた涙なのでしょう。


しかし、嬉し涙と悲し涙にもそれぞれに大きな共通点はあります。

それは、どちらもということです。


このように涙は、これだけ大事な役割があります。涙は、心の意思です。決して嘘をつくことができない、正直な気持ちがあふれ出る、自分を守る本能です。もし、皆さんが辛いと感じるようになって、悲しくなって涙が出そうなとき、どれだけこらえても、涙は出ます。でも、それを恥じることはありません。それが、正直な気持ちで、大切にしなければいけない気持ちなのです。そして、泣いている人がいたとき、そっと一緒にいてほしいです。それだけでも、その人のためになります。それこそ、やさしさを持つ温かい人です。もちろん、私だって、そんな人になれるようになりたいですね~。

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眼 ~涙から分かる心とは~ 八つ橋たべたいなー @YatsuhasiG

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