第23話
本日も昨日に引き続き走って、ノービアに向かっている。
(2日連続の走り込み…正直もう疲れた…AGIのステータスがいつのまにか1上がってたし、今日はこのへんにしておこう…時刻は15:30だ…)
いつも通り、寝床になる物陰を見つけ、シャワーを浴び、飯を食う。
今日は、新たな魔道具の検証だ。効果は1度使ったので分かる。氷の魔道具と光の魔道具だ。もう一度使ってみることにする。
氷の魔道具は使用魔力100で、水の魔道具で出る水の2培程度の氷がでた。ちなみに水の魔道具で出る量は桶一杯分程度だ。水の魔道具同様に、時間をおいても魔素に還元しない。
(冷たくて気持ちいいが、正直でかすぎる…せめて桶に入る大きさにして欲しい…使用魔力も他の2倍は使いすぎだ…)
光の魔道具は使用魔力50で、光る。ただそれだけの効果だ。時間は30分で切れる。
他の検証内容が思いつかないので、一度今ある4つの魔道具をまとめることにする。
火の魔道具 使用魔力50 30分間火が出る
光の魔道具 使用魔力50 30分間光る
水の魔道具 使用魔力50 水が出る
氷の魔道具 使用魔力100 氷が出る
使用魔力は、自己魔力を用いると属性効率がかかるので、きちんとデバイスの魔力を用いて量った。魔道具の形状はどれも5cm程の立方体で、光の魔道具以外は〇のマークがある面から発動する。光の魔道具はすべての面が光る。眩しい。
(こんなものか…同じ魔道具が手に入ったら分解でもしてみるかな…)
今日は移動を早めに引き上げたのでまだまだ時間がある。1度、デバイス魔力の回復のための休憩を挟み、いつのまにか上がっていた最大魔力の検証に移る。前回まとめたMP詳細と比較するためにステータスのMPを注視する。
MP
最大魔力 112(50/1120)
火属性効率 50/50x2(100/10000)
水属性効率 50/50(650/10000)
風属性効率 50/48x4(1872/10000)
光属性効率 50/50(100/10000)
氷属性効率 100/100(200/10000)
生成属性効率 150/150x4(108/10000)
光属性効率と氷属性効率が増えていた。
(1度使ったことのある属性が追加されるのか?じゃあ生成属性の魔道具は…?デバイスか?)
分からないことは置いておき、前回書き留めていたものと比較する。
MP
最大魔力 110(758/1100)
火属性効率 50/50x2(50/10000)
水属性効率 50/50(150/10000)
風属性効率 50/48x4(1032/10000)
生成属性効率 150/150x4(32/10000)
変わったのは、最大魔力と()内の分子の値だ。
(比較じゃ、あまり変化が分からないな…1発魔法を撃ってさっきのMP詳細と比較したほうが良さそうだ)
「ウィンドカッター」
MP
最大魔力 112(74/1120)
火属性効率 50/50x2(100/10000)
水属性効率 50/50(650/10000)
風属性効率 50/48x4(1896/10000)
光属性効率 50/50(100/10000)
氷属性効率 100/100(200/10000)
生成属性効率 150/150x4(108/10000)
風属性魔法を使った結果、最大魔力と風属性効率の()内の分子の値が使用魔力分上がった。
(なるほど…)
次にデバイス魔力を用いて、光の魔道具を起動する。
MP
最大魔力 112(124/1120)
火属性効率 50/50x2(100/10000)
水属性効率 50/50(650/10000)
風属性効率 50/48x4(1896/10000)
光属性効率 50/50(150/10000)
氷属性効率 100/100(200/10000)
生成属性効率 150/150x4(108/10000)
光の魔道具を起動した結果、最大魔力と光属性効率の()内の分子の値が使用魔力分上がった。
自己魔力、デバイス魔力、関係なく使った魔力分だけ、最大魔力と使った属性の属性効率の()内の分子の値が増えるようだ。
水の魔道具もずっと使っていれば、水属性効率が上がり風属性並みに発動回数が増やせることになる。シャワー浴び放題だ。
(魔法も魔道具も、使えば使った分だけ、最大魔力と属性効率が成長するということか……これからは、魔力が回復しきらないように使っていこう)
(デバイス魔力が5時間で回復しきってしまうから4時間置きだな、タイマーでも使っておくか…強くなるために努力は必須だ…頑張ろう)
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