怪盗ダウト「今度はネタドロボー！」

『皆様のネタ、いただきに参上します』

『皆様のネタ、いただきに参上します。ダウト』

　タイヘンです！　怪盗ダウトからの挑戦状です。異世界ファンタジー、現代ファンタジー、現代ドラマ、恋愛、ラブコメ、SF、ホラー、ミステリー、歴史、その他あらゆるジャンルのネタをダウトが狙っています。

　皆様がこれから執筆しようとしているネタですよ！　お星様ドロボーがネタドロボーになったようです。油断もスキもあったものではありませんね。

　大至急、ネタをポーカー警部にお預けください。よろしくお願いいたします。

「それにしてもハーツ先生はお人が悪い。いくらご自分でネタが浮かばないからって……このダウトをダシに使うとは。ネタ集めも楽じゃありませんなあ」

「ウフフフ、ネタ切れで困っていたから。でもいい刺激になったと思うけど。お星様以来のお仕事だったんでしょ？」

「し、失敬な！　まあたしかに少しグータラしてましたが。それで集めたネタはどうなさるおつもりですか？」

「そうねえ。とりあえず自分なりに考えてみようと思っているわ。ところで本物のポーカー警部さんは元気かしら。またしてもダウトかって怒っているでしょうね」

「アハハハ！　あのオッサンまさかハーツ先生が黒幕とは……思ってもいないでしょうねぇ」

　女流Web作家ハーツ女史と怪盗ダウトが会っていた頃。本物のポーカー警部はやはり怒っていた。

「またしてもダウトかっ！　今度こそタイホだタイホ！　そうだハーツ先生にご意見を聞こう。至急先生に連絡しろ！」　

『皆様のネタとお星様、いただきに参上します。ダウト』

　怪盗ダウトからの挑戦状です。皆様！　タイヘンです！　キケンです！　ネタのみならずお星様も狙われています！　今すぐコチラにネタとお星様をお預けください！　ハイ、毎度ありがとうございます。にっこり。

了