保護猫、そしてペットロスのお話です。
重たくセンシティブなテーマなので、誰にでも推せる話ではないんですけど。
それでもあえてオススメしたいと思うのは、本作に小説としての読み応えがあると思うからです。
小さな命への愛情。どうにもならない無力感。「たかがペットにのめり込むな」という周囲の(たぶん主人公への心配から発したのであろう)無理解な言葉。手に余る事態に対する行き場のない怒り……。
とても共感するし、似たような思いをしたことのある人も多いのではないでしょうか。
どうぞ御一読を(* ´ ▽ ` *)ノ