作者がキャラを語る:ヴィンセント

【ヴィンセント:Vincent】

https://kakuyomu.jp/users/yuki0512/news/16818093091099823755


1・概要

年齢:44歳

性別:男性

身長:182cm

体重:87kg

誕生日:未設定

一人称:俺

利き手:右




2・解説

『誇り高きが故に』


防壁街南部を警備担当とする弔い。

荒々しい性格で、初登場時はスレッジと実質的に敵対していた。

それもその筈、計画的に庶民を殺害して金品を奪うという悪行を繰り返しており、弔いとは呼び難い実態だったから。

更に、証拠隠滅も徹底し、教会連盟には正当な憑き物退治だったと報告している。


かつての彼は、第一次青騎士団の一員として誇りを持って戦って来たのだが、

心身とも過酷を極める狩りと、弔いが庶民に迫害される現実に打ちひしがれ、歪んだ復讐心に駆られてしまった。


また、ヴィンセント自身、負の感情に歯止めが利かず、どんどん箍が外れて行く自分が恐ろしかった――ずっと誰かに止めて欲しかった。

その誰か・・に相応しいのは、初めからローレンス、或いはその遺志を継ぐ者のみだったようだ。




3・関連するフレーバーテキスト


 ギザ刃の短刀

ヴィンセントが得物とする短剣の一本

ノコギリ状の刃は敵の皮膚を抉るように斬り裂く

そうして出来た傷の治療は困難である他、必要以上の痛みを伴う

この残虐性は、偶然にも持ち主の復讐心を体現している

或いは、心が曲がれば刃も歪むという事だろうか


 教会の短剣

教会連盟員に与えられる介錯用の短剣

ドリフト諸島の特別な鉱石によって、固く鋭い刃に鍛えられている

また、神の十字架をかたどった造形をしているが

島の古い伝承にある「神」は全くの別物である




4・余談

イメージカラーは黒。

動物に例えるとワニ。

似合いそうな楽器はバスドラム。

犬or猫は猫派。

コーヒーor紅茶はコーヒー派。


重度ではないが、失笑恐怖症を持っている。

彼の不気味な笑いは悪意から来るものではなく、本心が葛藤しているが故のものだったのかも知れない。


喋る前に「ん~」と唸るのが口癖。

あと、「馬鹿」っていう言葉はよく使う。

バカって言ったやつがバカなのに((´∀`))ケケケ


子分たちが汚れの主によって皆殺しにされた際は、こう見えてショックを受けていた。

邪険に扱っていたなりに、少しは愛着を持っていたのだ。

DV彼氏のようなものだと考えれば分かり易いかも。


いつも若干猫背気味であり、数値ほどの身長は感じられない。


髭はたまにしか剃らない派。

髪を切るのも面倒臭い。


戦闘スタイルは短剣二刀流。


一応、ルドウィーグが歓楽街から旅立った後も、『My dear son』のお世話になっている。

相変わらずジュリエッタには避けられている模様。

彼自身も、散々酷い事をした自覚があるので、変に仲良くなろうとは思っていない。

だが、いつか許してもらえる可能性は捨てず、常に誠実な態度を取っている。



5・裏話

登場初期は、作者の想像を大きく上回るヘイトを集めた。


実は、思いつきで急遽追加したキャラ。

一つ前の改稿段階では近しいキャラすら存在していなかったのが良い証拠。

他のキャラは以前のリメイクという感じで書いて行けば済む一方、ヴィンセントは連載しながらぶっつけ本番で造形して行く感じだったので、結構怖かった。

とは言え、彼がいたからこそ歓楽街編はしっかりした内容になったと思う(´∀`)bグッ!

真の弔いに近付いて行くルドウィーグと、弔いのあるべき姿から堕ちて行くヴィンセント……この対比構造が上手く行ったところが大きい。


腕から指先まで包帯でグルグル巻きで、

悪事に手を汚しつつも、直接染まり切れない様を表現した。


禍々しい曲がった短刀と神聖で真っ直ぐな短剣の二刀流というのも、彼の内面における悪意と良心の葛藤を暗示している。


脳内再生時の声優さんは津田健次郎 氏。加瀬康之 氏でも文句無し。

これで、ぼくのかんがえたさいきょうのイケオジが完成する(笑)


イメージソングという程ではないにせよ、スガ シカオの【Progress】や松岡充の【W】といった歌を若干意識している。


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