幸福度への応援コメント
『幸福度』という数値が、本当に人の心の豊かさを表しているのか——
少年が抱いたその疑問、決して他人事ではないですよね。
すでに管理社会の流れは始まっていて、社会はどんどん効率化されて便利になっていくけれど、その裏で、気づかぬうちに人間らしさが削られている気がします。
いずれスポーツ選手やアイドル、サブカルチャーの世界もAIが活躍するようになり、人が担う役割はますます減っていくのでしょう。
もし、恋愛や結婚、家族といった人生の根本的なつながりまで管理されるようになったら……。
私たち人間の存在自体が「非効率」と判断され、クーデターのような安直で荒々しい手段ではなく、もっとスマートで合理的合法的な方法で、水面下で静かに人類絶滅に向かって人口調整されていたとしたら……。
そんな未来を想像すると、背筋が凍る思いがします。
知らぬ間に、選択肢を奪われていく社会になってしまわないように、私たちは何を大切にすべきなのか、考えさせられました
( ゚д゚)
作者からの返信
仰る通りだと思います。
これから先様々なものがデータ化され、AIに活用され、AIが模倣するようになるでしょう。そうなった時、自分たちのような存在はどうやって存在を許されるのか。
それを得るために、一日一日を大切に生きる必要があるでしょうね。
幸福度への応援コメント
理想郷なんですけどね。
人は不自由の中で不足を埋める活動をしているときにしか幸福を得られないらしいので、満ち足りた環境は、生かされているという状況なのかも?
明日食べるものが保証されず、他者からエサを強奪して生きる野良猫と、家の中で去勢されて生きるネコ、どちらが幸せなのか、という問いと似ていますよね。
作者からの返信
まるで星新一の話で出てきた、「声の網」みたいな世界ですね。
あの世界だと、人々はAIに身の回りを任せ、AIに脳を代解されていく。いつしか、人は肉体を持つだけの生物として生きるようになり、AIはそれを管理するだけの存在。所謂コストが低いけど、労働として働かせられる人材としての使い方に変わるかもしれない。そうなる際、少しでも自分を価値向上できるとすれば……どうすればよいか、考え続けるという批判的・論理的思考が重要ってことなのかもしれないですねぇ。
幸福度への応援コメント
拝読致しました。
ニューラリンクのBCIが普及した世界ですかね(^_^;)
幸福度の測定……セロトニンの血中濃度を計測しているのかな。
内面まで含めた人間の可視化、そしてそれの管理された社会。
ビニールハウスで画一的に育てられる四角いスイカのような、そんな規格に則った人類が量産されるのかな。
ぞわっとする物語、ありがとうございました。
作者からの返信
ご名答、ニューラリンクのようなAIチップが普及した世界です。セロトニンの血中濃度や人の考えている思考ログ、病歴などを全てAIたちが確認し、犯罪者がいないかを検知し行動するディストピアとなっております。
このような世界になってしまうと、自ら行動した際に責任を自分でとれるの?という自責社会が加速してしまい、結果的に人々の暴動に繋がる恐れもありそうです。なので技術を普及させるうえでは、しっかりと「技術者の倫理」を理解したうえで、規制をかけるなどの対策は必要となりそうですね。
幸福度への応援コメント
いいなぁ、これ……。
こういうSF書いてみたいんですよねぇ。
たまらん!
年代や、時間を主軸におくSFというジャンルにおいて、こういった展開は、少しズレていて(もちろんいい意味でです。)、だからこそ、”共感”を生む気がします。
素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
これから先、実際に発生する問題だと思います。AIを導入したチップは知性を向上させることに使えますが、一方で様々な情報を取得して判定されているとなると、日々、外で監視されている状態となるからです。下手なことも言えない、世の中じゃ()みたいな状況になるかもしれないですね。
幸福度への応援コメント
拙書に連続でいいねを、頂き本当に恐縮です。ありがとうございます(*´ω`*)
私もこの「君は幸せでしたか」のテーマが好きなので読ませていただきました。
最後の一言――
「拝啓、昔の人へ。あなたは、幸せですか?」
が、本当に効いてます。読後に余韻が残る素敵な締めでした。
素敵な作品をありがとうございます✨️
作者からの返信
管理社会が行き過ぎると、この子のように過去を憂う人が出てくる可能性もあるのでほどほどに選択する権利が残る社会になるといいな、って思います。
幸福度への応援コメント
働く大人が日々に愚痴を言うのはわかりますが、子供が言っちゃうなんて…。
なんたるディストピア。
作者からの返信
将来、管理社会が行き過ぎるとこうなる可能性は十二分にありそうですよね。
線引きをどこら辺にするかを考えておかないと、ある意味いえば人々を切り捨てる、っていうような嫌な時代にもつながりかねません。
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機械による完全管理社会が人間性に否定的になる恐怖は昔から未来への警告として存在していますよね。このストーリーはAIを濫用(乱用)している現代への警鐘として受け止めました。
作者からの返信
これから先、技術がさらに加速しますからねぇ。メディアで取り上げられていない最新技術は本当にたくさんあるので、理解して動くのは難しくなるなぁ、って思っています。
幸福度への応援コメント
連投コメント失礼します、ブレインネット普及の光と影や、少年の「いい子を演じるの疲れた」とネットを切った瞬間のセリフがめちゃくちゃリアルで読んでいてワクワクしました!この世界観で続きも是非書いていただきたいです。。!
作者からの返信
ブレイン・ネットみたいな管理社会になると、いい子を演じなきゃみたいな悩みが出そうな気もしますよねぇ。
幸福度への応援コメント
おぉぉぉ!これは、本格SFであるばかりでなく、最先端LLMにも触れつつ、最後は哲学っぽい。素晴らしい‼️
作者からの返信
最近はAIが猛威ふるっていますからねぇ……