星のCord.D ~ヘスティアーズ~
八つ橋たべたいなー
Season 1
第一話.Dの出会い
scene.1
あの惨劇から、もう1か月が過ぎていた。Na.24年、俺は昔、地上を支配したケレス家で生まれた王族だった。しかし、目に不治の病を背負ってしまい、ある仮面の実験で失敗し、常族と魔族、その二族のどちらでもない、いわゆるイレギュラーになってしまった。そこで、国王は、我を始末しようとした。それを兄上、(面識も血縁関係もなかった)魔族は助けてくれた。そこで育ち魔族として生きたが、Mg.7年ゼウス家の護衛の最中、ある事故にあい、すべての現況、発掘された2つの骸骨仮面が原因でゼウス家は、事実上力が揺らぎ、天空都市『ウラーノス』では、貴族による政権争いが起きていた。その間俺は、地上に落ちてしまった。だが、俺はある目標を見つけた。ウラーノスに戻る前に、この街、『フラギリス』を守ることにした。そう、悪人から善人を守る。殺人組織『ヘスティアーズ』のCord name D として。
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「ん?何!?玄関口のやつらが全滅だと!!?」
「はっはい!だから、今すぐ逃げ...」
パシュッ
そこにいた一人の男は、音もなく倒れた。
「あ!...あ!!」
「初めまして。Mr.チェルザ。あなたは、工場で拉致したすべての者達に、兵器を作らせ、捨て駒として、人権なき行為を行った。よって裁きを受けてもらう。」
黒いふうどでおおわれて、顔には仮面をつけていた。そう、白の骸骨仮面だ。
彼は、ハンドガンを向けた。
「ちっ、ちくしょー!!」
パシュッ バン!!
男の頭に穴をあけた後、跳ね上がった手榴弾飛ばした。
すぐにその場を立ち去った。後ろでは、大きな爆発があった。
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その翌日、新聞には、『一部の行方不明者が解放!?爆発とともに消えた、大量殺戮の真意。』という紙面が出来上がっていた。
「大量殺戮ねぇ~。この会社盛ってるな~。ふぁぁ~あ。なあーD。」
「まぁな。そんなこと考える必要ないだろう?」
奴は、バルキリー。オレンジ髪の先輩。いつも眠そうにしてる。だが、スナイパーとしての腕は確かな狙撃手。ヘスティアーズのメンバー。
「随分と派手にやったもんだな。何も爆発させるなんてな。」
「幹部。これは失礼。」
今来た人は、この組織の幹部、ブリャールさん。青髪を後ろで結んだ姿をしている。俺を組織に参加させてくれた人だ。彼と、バルキリーは古い友達らしい。
「いや、怒ってるわけじゃないさ。そう、君の保護は続けるが、外出を許可する連絡をしに来たんだ。」
「は!?ありがとうございます!では早速!」
「まぁまて。...ほら、報酬だ。保護代は差し引いてある。これがなきゃ何も買えないぞ?」
「あ、ありがとうございます!では!」
俺は、急いで外に行った。
「...いいんですか?」
「ああ。大丈夫だ。きっと。」
「楽観的ですね~。ふあああぁ~。」
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