第4話
「アイススピア!!」
「グオオアアアァァァァア!!」
「っし、クリア」
「ないす〜!」
今は、魔物が湧いたという通報を受けて討伐中。
と言ってもレイが強すぎて一瞬で終わっちまったけどな!!
ちなみにその間、私だってちゃんと働いてた。うん、頑張った。褒めてもいいんだぞー??
村人を治療したり、壊れた建物を元に戻したり。
花属性っていうのは、体や傷だけじゃなく建物の修復までできるから、便利だよね〜。
私はまだ弱いから全然使いこなせてないけど……、かなり上手になったら攻撃系も使えるようになるらしい。
私がその領域に到達するのに何年かかるのか……。
ま、まぁ!?今だって十分役立ってますし!?
「ほら、はよかえろーぜ」
「はいはい」
魔物ってさ、消えるんだよ。(?)
正確にいうと、倒したら消滅する。なんか塵みたいになる!!謎!!
まぁ、後処理しなくていいから楽ではあるんだけどさぁ……。
てか!!急に派遣要請出されたせいで入団式行けなかった!!!!最悪だよほんとに!!!!
可愛い可愛い新入団生とおしゃべりしたかったのに〜……。
「おい今絶対変なこと考えてただろ」
「考えてないですぅー」
変なことではない!!休憩だよ休憩!!うん!
え?休んでる暇あんのかって?
………別にいいじゃないか休んだって!!!!
休憩は大事でしょ!?ね!!ね!!!!
だからこれは不可抗力なのだ(?)!!
「おっせーな、早くこいよ」
「別に遅くないですー!」
「のろま」
「は!?そんなことないし!!」
………やっぱこいつ嫌い!!!!
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